小さめ美術館の森

京都工芸繊維大学 | 造形遺産036-043

概要

千代田区 京都工芸繊維大学 KYOTO Design Lab 東京ギャラリーで、2017年9月22日から開催されている京都工芸繊維大学 学生たちによる作品展です。建築を学ぶ学生たちの設計課題作品が「造形遺産」として展示されています。2015年から開催され、今回で3回目の開催になります。

「造形遺産」とは、日本各地に存在する未完成の建築物を示します。完成させることも捨て去ることもできず、放置され廃墟と化した巨大建築物。

こうした対象に、建築設計・ランドスケープデザインなどの技術を生かして、第3の道を考える。そうして当初の目的にとらわれない、アイディアに富んだ新たな活用方法が、作品として提示されます。

今回の作品は昨年の12月から制作が始まり、3年次から4年次にかけて10か月ほどの期間をかけて制作されています。

展示のようす

「KINGYOBASHI」(弥富跨線橋)

対象となった弥富跨線橋(やとみこせんきょう)は、愛知県弥富市にある廃線となった全長約30メートルの高架橋です。
弥富市は金魚生産地として知られていますが、近年金魚産業の衰退が進んでいます。

そこで橋に巨大な水槽を取り付け沢山の金魚を放ち、幻想的な空間を演出することによって、
観光スポットとして産業を全国に発信する。という願いが込められています。

 

「KINGYOBASHI」(弥富跨線橋)

 

「KINGYOBASHI」(弥富跨線橋)

 

「KINGYOBASHI」(弥富跨線橋)

 

「MIIIIIIIIRROR」(鯨池浄水場)

兵庫県西宮市にある鯨池浄水場は、1964年から浄水場として稼働を始め、
2011年に浄水・配水機能を停止し47年間の稼働に幕を下ろしました。

「MIIIIIIIIRROR」は、柱が定間隔で並ぶ貯水場と思われる空間に、
鏡と照明を設置することにより、イリュージョン的な演出を行っています。

「MIIIIIIIIRROR」(鯨池浄水場)

 

「MIIIIIIIIRROR」(鯨池浄水場)

 

「MIIIIIIIIRROR」(鯨池浄水場)

模型の側面には四か所の覗き窓があり、行き交う人々や鏡に囲まれた空間を見ることができます。

 

「MIIIIIIIIRROR」(鯨池浄水場)
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